芥川賞を授賞した、今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」。
普段は小説など読まないんだけど、電子書籍を買った。
読んだ記憶あるけど。
直木さんのは読んだことないと思われ。
けども、だって、この今村さん、広島出身なんですもの。
街の本屋さんでも盛大に笑
今村ワールド👀
広島居ると、こうゆうのも気になっちゃうわー。
ささっと一気読みできた。
読みやすいのかな??
小説読まないんで、小説を知らないけど。
登場人物も少ないし、主人公の「わたし」目線で進む。
この「わたし」が、商店街で有名な「むらさきのスカートの女」を、
日々観察するストーリー。
この「わたし」は、名前を権藤と言い、お酒は飲めない。
自分のことを「黄色いカーディガンの女」と呼んでいる。
最初は「むらさきのスカートの女」が不気味な感じで書かれてるけど、
最後には「黄色いカーディガンの女」の方が相当に不気味。
これが今村ワールド??
芥川賞って、こっち系なのかね。
羅生門もちょっと不気味系。
老婆が死人の追い剥ぎしたり。
蜘蛛の糸も、悪人とて助かりたい一心での、心理戦的な。
この「黄色いカーディガンの女」ストーカーとも違うけど、
なんなんでしょ。
多分、根暗な、あまり存在感がない人。
嫉妬なのか、憧れなのか。
世にも奇妙な物語に出来そうな感じの内容。
キャスティングは、どうしようかね。
「黄色いカーディガンの女」は、黒木華さん。
「むらさきのスカートの女」は、沢尻エリカさん。
「黄色いカーディガンの女が」、「むらさきのスカートの女」に
似てると思った、フィギュアスケートのメダリストはタレントに転身して
輝かしく、小学校時代のめいちゃんは個展を開くほどの画家になり、
中学時代の有島さんはヤンキーできっと仲間も多い。
多分、全部が憧れなんだろね。
こうなりたい〜的な。
だから、「黄色いカーディガンの女」は、根暗で存在感のない人。
けど、ラストの子供に肩を叩かれるあたり、
本願成就ですかね??
ハッピーエンド??
良かったね、「黄色いカーディガンの女」。